タブーがあるんですよ!!

内功(気功)やヨガなど「気」を活性化するような
エクササイズには実はタブーがあるんだ。
それらは人間を心身共に健康にし潜在能力を開花させることができる。
ただしまれに練習を行なっていて幻覚や幻聴、または精神的な
不調を引き起こすタイプの人がいる。
内功(気功)では走火入魔と呼ばれる反応現象がある。
走火は主に発熱を伴う症状である。
ワシは焦って修行してこの走火に二度も陥ったことがある。
40度くらいの高熱が脳に上がったまま下せなかった。
二度とも鍼灸や整体をしてもらって何とか克服した。
その経験から走火については対応できると思う。
厄介なのは入魔なのだ。
これに陥る人は特定の精神的肉体的タイプの人だ。
幻覚、幻聴ばかりでなく不安や焦燥感、極端な喜怒哀楽を繰り返す。
したがって日常の生活を送ることが困難になる。
学校や会社を辞めてしまうこともある。
自分がこれに当てはまると感じたら即座に修業を中止するべきだ。
走火と異なり入魔はとても克服しがたいものなのだ。
だからエネルギー運動はやめ、普通のスポーツをすることを勧める。

運動の質について

内功(気功)は一般のスポーツとは原理が違う。
スポーツなどは筋肉運動であり、ストレッチなど準備運動が必要だ。
それに対し内功や内家拳などは気というエネルギーを用いるエネルギー運動なのだ。
それは特に呼吸を伴って行なうことが原則である。
したがって身体の動きすべてが重要な練習なのである。
学校体育やスポーツの癖が抜けない人はスワイショウを
あたかも準備運動のようにとらえいい加減に行ないがちである。
スワイショウは単純な動きの繰り返しではあるが
身体全体のバランスを良くしたり上虚下実の状態を作る大切なものなのだ。
功夫(練習)に無駄なものはひとつもないのである。
その点を良く理解していないと成果を得ることが難しい。
内功や太極拳など内家拳を修行している人は肝に銘じてほしいのだ。

やってみたかい?

季節の変わり目という記事の中で簡単なエクササイズを紹介した。
どう?やってみたかい?
大事なポイントは①呼吸をしっかりすること、②前足の膝はできるだけ曲げること、
③後ろ足のかかとはしっかり地につけておき腓腹筋を伸ばすこと、④肩と骨盤は前方と
正対して斜めにならないようにすることなどだ。
ワシも最近、心して続けているんだ。
寒さ、湿気などの変化で昔に痛めた膝が痛むことがあったが
このエクササイズによって解消できたんだ、
骨盤をまっすぐ前に向けて行なうことによって腰の調子も良くなった。
左右行なっても五分くらいあればできるから是非やってみてよ。