寝違えに即効!!

ワシの知人で月に何回も寝違えする人がいる。
枕を変えたらと言われ何回かやってみたが駄目だった。
寝方そのものが悪いのかとも思うが痛い痛いというので
ねじりのスワイショウを教えてあげた。
首が痛くて動かせない場合、最初は痛いけれど
続けているうちに何とか動かせるようになり
二、三日でほとんど痛みがなくなるからおすすめだ。
スワイショウについてはユーチューブに動画があるので
参考にしてもらえばいいだろう。
ここでは注意する点のみ書いておこう。
まず多くの動画では腕を振り回す様子が見られる。
これは誤りなのだ。
大事なのは身体(丹田)を左右に十分捻じることだ。
腕は力を抜いて垂らしておき、身体の回転に引っ張られるままにする。
腕から先に振り回すと気が上に上がってスワイショウ本来の効果が半減する。
また視線を240度後方に向けておくことも大事だ。
首だけを回すのと異なり身体の回転と共に首を動かすのは楽だ。
あとは呼吸をしっかりすることが重要だ。
口から吐き出しながら身体を捻じるようにし
息を吸うのは苦しくなった時に鼻から吸えばいいのだ。
足の裏は床や地面にしっかりつけておき動かさないようにしてね。
もし寝違えしたらこの記事を思い出してみて。

ふたたび運動の質について

一般のスポーツは試合も含めて交感神経優位のものである。
先輩やコーチからは「もっと頭を使え」などという指導が良く入るよね。
頭を使って身体を動かすとどうしても興奮状態になり
クールダウンして静めなければならない。
つまりある程度の癒しが必要となるのだ。
この繰り返しは心身に大きな負担をかけている。
それに対し内功(気功)などは頭を使っては行なわない。
むしろ何も考えずにただやるだけなのだ。
まあ初心のうちは基本的な動きを覚えることが必要だが
慣れてくれば自然に行なえるようになる。
他人に見せるわけでもないから自分なりのリズムでいいのだ。
とくに呼吸を主に身体を動かすのだから
スポーツなどと違って副交感神経優位の状態になる。
続けることによって自分自身を癒す効果がある。
したがって将来にわたって真の健康を獲得維持できるのだ。
こうしたことを知って続けていれば寿命が尽きるまで
ピンピンして生活できるのだよ。
ヨガや太極拳も同様のいい点があるけど
気を付けてもらいたいことがあるんだ。
それは最近の指導者の中にはポーズや型に
必要以上にとらわれている人がいることだ。
今、習っている人はそんな指導は無視してのんびりやろうよ。

古きを訪ねて新しきを知る

「古きを訪ね新しきを知る」ということわざがある。
テレビを見ていたらまさにぴったりのことをやっていた。
それは長く歩いても疲れない歩き方の紹介という内容だった。
そこで教えられていたのは、古くから伝えられてきた
仙人歩そのものだった。
歩くときにはまずかかとから着地し、指を含む前足底で
地面を蹴って前に進むのが基本だ。
仙人歩ではこれを呼吸と共に行なっていく。
①まず鼻から息を吸いながら足を前に出しかかとを下す。
②次に口(鼻でも可)からゆっくり息を吐きだしながら
前に出した足の膝を十分に曲げていく。
③息を吐き終わったら後方の足をひきつけ前に出していく。
ここで①に戻って繰り返していくのだ。


昔から伝えられてきたものには大事なものが沢山ある。
最新とうたったエクササイズの中には内功(気功)の技法が多いのだ。
もちろん中には役に立たないものもあるけどね。
何百年、千年も伝承されてきたものにも注目してもらいたいな。
ワシはその中から安全、有効なものをセレクトしているのだ。